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エノテカビアンキのブログ

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イタリアワイン

マイナーワイン、「チロ」 を並べて掲載してみる。


 新商品をテイスティングしたら、
 今扱っている 同じカテゴリーのワインと、
 どう違うのか?
 という疑問が、自然と湧いてくる。
 そしたら ホレ、試したくなるやないの ♬

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チロ・ロッソ・クラッシコ・スペリオーレ
左:セルジオ・アルクリ “アリス” 2013
右:リブランディ “リゼルヴァ・ドゥカ・サンフェリーチェ” 2012

 セルジオ・アルクリが今回、新商品として採用したもので、そのインポーターの説明には、冒頭に、
「カラブリアを代表する産地で、圧倒的な個性を持ちながら 、『チロ』 はイタリア国内でも世界的にも、成功していない。」
 とあった。
 苦笑するしかない。
 まったく、その通り。

 セルジオ・アルクリは、チロ最古の造り手で、伝統を重んじる。
 その考えは、ワインを 色あいから特徴づける。
 今から20数年前の大昔に出合った、サン・フランチェスコ という造り手のチロと、同じ色を呈している。
 つまり、熟成したネッビオーロのような 「ガーネット色」 だ。

 一方、チロの中で唯一、耳目を集めている リブランディは、トーンこそ同じだが その色あいは、「ルビー色」 に寄る。 そして、より深い。
 こっちの方がひとつ古いヴィンテージにもかかわらず、だ。

 以前、リブランディの現当主、パオロ・リブランディ と一緒に食事した時、
「ガリオッポ は繊細なタンニンが特徴。
 この品種本来の香味を知ってほしいから、樽の香りは要らない。
 樹齢60年から90年のガリオッポを使ったこのワインにも、熟成に樽を使わないのはそのためさ。」
 こう話していた。

 セルジオ・アルクリのチロも、熟成に樽は使わない。
 タンニンが繊細なのは、確かに共通している。
 樽熟を経ているのでは? なんて思えるほどの複雑みを併せ持っていることもね。

 どちらがおススメかって?

 あなた次第ですよ w

 同じ DOCでありながら 全く異なる個性を、楽しんでね ♡
 5月のリストには、仲良く並んで掲載されることになるだろうから ♬

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! 多様性はここにも! ~


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by enotecabianchi | 2017-04-20 21:01 | テイスティング! | Comments(0)