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エノテカビアンキのブログ

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イタリアワイン

ブームで終わらないワイン。


 空前の赤ワインブームが到来した時、僕はイタリアワインのインポーターにいた。
 赤かったら何でも売れた。 大袈裟ではなく、コンテナ単位で売れた。
 こんなに売れるんだからと イタリアへ大量にオーダーをかけたものの、ワインが届いた2カ月後、そのブームは去っていた。
 そんなもんやね。 日本のブームって w
 言うまでもなく そのあとは、地獄のノルマが待っていたのさ~ ♬

 時は流れて現在から少し前、何かと話題になり ブームとなったワインがあった。

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エトナ・ロッソ だ。
左から、
テッレ・ネーレ 2014
ベナンティ 2014
ムルゴ 2014
イ・クストーディ ”エトネウス” 2008

 ワイン誌は やたらと特集を組んでいたし、その当時に輸入された銘柄も数多くある。
 それに比例して、ウチの出荷量もかなり増えた。
 やがて話題になることが少なくなった今、出荷量もまたそれに比例して 減ったのかというと、
 減っていない。
 つまり、「定着」 したのね。

 赤ワインブームがたった数ヶ月で終わったのと、かくも大きな差だ。
 何故だろうか?

 理由は簡単だ。
 赤ワインがブームとなった理由は、「ポリフェノール (あ、なんか懐かしい響きすら感じるねw)」、抗酸化作用つまり、健康にイイから飲むというもの。
 結果、好きでもないのに飲んでいた人は 飽きるのも時間の問題だから、潮が引くようにブームが去ったというわけ。
 消費の底上げにはなっただろうけどね。

 エトナの場合は、元来 銘醸地として知られていた土地が、シチリアだけでなく、トスカーナやピエモンテの造り手までもが こぞってエトナの畑を購入して、大ブームを起こした。
 日本にブームが来た頃には 成熟したワイン産地になっていて、成熟した産地のワインはレベルが高いから、飽きずに定着した、というわけね。

 ブームが去っても、目が離せませんぜ!

業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! 次のブームは何処やろなぁ? ルガーナ とか? ~


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by enotecabianchi | 2017-04-10 21:45 | つぶやき。 | Comments(0)