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毎週月曜日更新♬ エノテカビアンキのブログ。

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イタリアワイン

今宵の月のように。


 FM Cocolo のマンスリー・アーティスト、今月は、「エレファント・カシマシ」。
 邦楽はあまり聴かない方だったが、いちアーティストにスポットを当てて、ヴォーカル 宮本浩次の話を聞いたりなんかすると、なんかエエよね。
 声が好き。

 セラーを片付けながら、さーて 今日は何について書こか?
 なんて考えてたら、思わず エレカシ の歌を口ずさんでた。
 そんなわけで、

今宵の月のように。_d0212522_20463905.jpg
ナーダ・フィオレンツォ のワインたち。 左から、
バルバレスコ “マンゾーラ” 2012
バルバレスコ “ロンボーネ” 2011
ランゲ・ネッビオーロ 2014

 先日のセミナー会場で 向かい合わせたオトコマエと、帰り際、
「試飲会ではスルーしてしまうワインですね。 こういったワインをじっくり味わわせてくれたことに感謝です。」
 って話した。
 オトコマエ は言うことも オトコマエ やなぁ ♬ とか思いながら、
 こういったワインこそ、今よりもっと レストランで飲まれたらいいのに、なんて考えた。

 ある勉強会で、先生がこう言った。

「お客さんの要望に合わせたワインを出すのは簡単。 それを探せばいいんだから。
 そうではなくて、お客さんの知的好奇心をくすぐるようなサーヴィスで お客さんの知識を上げ、次回はどんなワインを出してくれるのか? と期待せずにはいられない、そんなサーヴィスを心掛けてほしい。」
 と。

 そのためには、「甘濃いワイン」 の <大根役者> ばかりが大きな顔をしていては、いずれ飽きられる。
 求められるなら、そういう役者も必要だろう。 でも 「レストラン」 という <劇場> を演出し お客さんを満足させるには、「二枚目」 や 「いぶし銀」、時には ゲストに見合った 「大物」 も登場させないとね。

 マンゾーラ や ロンボーネ は、大物だ。
 だがこの大物は、「家飲み」 では、映えない。
 この大物を、大物たらしめるには、レストランという舞台で、サーヴィスを担当するあなたの助けが ぜひとも必要だ。
 でも、難しいことじゃないよ。
 きっと 大物さんが、サーヴィスを導いてくれるだろうから。
 まずは ワインを知ることから、はじめよう。

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by enotecabianchi | 2017-03-22 21:32 | ちょっと言いたいこと。 | Comments(0)

by enotecabianchi