今宵の月のように。
FM Cocolo のマンスリー・アーティスト、今月は、「エレファント・カシマシ」。
邦楽はあまり聴かない方だったが、いちアーティストにスポットを当てて、ヴォーカル 宮本浩次の話を聞いたりなんかすると、なんかエエよね。
声が好き。
セラーを片付けながら、さーて 今日は何について書こか?
なんて考えてたら、思わず エレカシ の歌を口ずさんでた。
そんなわけで、
バルバレスコ “マンゾーラ” 2012
バルバレスコ “ロンボーネ” 2011
ランゲ・ネッビオーロ 2014
先日のセミナー会場で 向かい合わせたオトコマエと、帰り際、
「試飲会ではスルーしてしまうワインですね。 こういったワインをじっくり味わわせてくれたことに感謝です。」
って話した。
オトコマエ は言うことも オトコマエ やなぁ ♬ とか思いながら、
こういったワインこそ、今よりもっと レストランで飲まれたらいいのに、なんて考えた。
ある勉強会で、先生がこう言った。
「お客さんの要望に合わせたワインを出すのは簡単。 それを探せばいいんだから。
そうではなくて、お客さんの知的好奇心をくすぐるようなサーヴィスで お客さんの知識を上げ、次回はどんなワインを出してくれるのか? と期待せずにはいられない、そんなサーヴィスを心掛けてほしい。」
と。
そのためには、「甘濃いワイン」 の <大根役者> ばかりが大きな顔をしていては、いずれ飽きられる。
求められるなら、そういう役者も必要だろう。 でも 「レストラン」 という <劇場> を演出し お客さんを満足させるには、「二枚目」 や 「いぶし銀」、時には ゲストに見合った 「大物」 も登場させないとね。
マンゾーラ や ロンボーネ は、大物だ。
だがこの大物は、「家飲み」 では、映えない。
この大物を、大物たらしめるには、レストランという舞台で、サーヴィスを担当するあなたの助けが ぜひとも必要だ。
でも、難しいことじゃないよ。
きっと 大物さんが、サーヴィスを導いてくれるだろうから。
まずは ワインを知ることから、はじめよう。
~ 業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! 美味しいだけなら、工業製品でよろしいやん。 ~