美味しい空間が演出できるのは、こういうことの積み重ねなのよね。
月末恒例。
西天満の銘店による月イチ試食会。
一年を締めくくるに相応しい メニューの数々。
12月のコース、3皿目のお料理。 無論、試作品ではあるけれど。
例のごとく、画像なしのメニューだけで、合うであろうワインをピックアップする。
このお皿とのペアリングを選んだのは、うしろに写っている、
トラモンティ・ビアンコ 2014 (サン・フランチェスコ)。
場所は そう、世界で最も美しい海岸線、アマルフィ だ。
何でこのワインを選んだかて?
ホタテ貝柱のムニエル、ということは ある程度の大きさでしかも、バターを使う。 適度なヴォリューム感が必要だが、樽が強い白ワインに合わせると、多分ケバくなる。 そこで、果実のふくよかさを持たせた、かつ 甘すぎないワインを、と考えたら、これに辿り着いた。
バターと芽キャベツとの相性がことのほか良く、採用頂いた。
12月も リストランテ・ドゥエフィオーリ さんは、渾身のお料理とワインで、お客さんを楽しませること間違いなし!
~ 業務用イタリアワインなら! エノテカビアンキッ!! アッビナメント最高 ♬ ~
その帰り道、
さっき、「後で来るから」 と手振りで伝えてから 3時間以上経っていたので、居るかなと心配だったが、
いたいた。
Iさん 「いつも重たそうな荷物持ってますね。」
オレ 「いやいや 商売道具は重たいもんですわ。 寒さ大丈夫ですか??」
Iさん 「すぐ横に暖房のスイッチが・・・って、ココ外やからありませんわ!(笑)」
オレ 「(爆笑)」
なんて会話が、今日はできた。
楽しかった。
ちゃんと仕事をしていて、会話して冗談も言う。
フツーの人と幾分も違わない。
何ゆえ、差別されるのか。不思議やね。
そんなことを想いながら、ビッグイシューを読む。
試食会帰りの電車での、オレのルーティンになりましてん。