愛やろ? 愛。
チェサネーゼは、
他の地方の人が手を出さないくらい栽培が難しく、生産量も少ない。
そのうえ、収量を抑えなければ ブドウ本来の味わいが出ない。
おまけに 晩熟の品種ときている。
普通ならば、他品種に目が移るだろう。
なぜ彼らは、そんなブドウを育てるのか?
愛やな。
真面目な二人だから、セミナーでは自分たちのワインがどう評価されたのか、気になって仕方がない様子だった。
「食事に合わせてこそ美味しくなるワインだ。」 と彼らに伝えたあと、その同じ人たちと食卓を囲めたのは、ラッキーという他ない。
そして僕の予想は外れていなかった。
イタリア料理であれ和食であれ、咀嚼しながら彼らのワインを飲むと、そこには セミナー会場では体験できなかった 「フィット感」 が。
口の中は優しく馴染んだ。
昨夜は たんぽぽさんのお好み焼き。
やんややんや! 合いまくり ♫
パオロとアルマンドも大喜び。
あらゆるお料理に寄り添ってくれるこのワイン。
お店に置いてたら重宝するだけでなく、ネタのひとつとしても活躍することだろう。
「右へならえ」 的なワインリストは早晩、お客さんに飽きられるよ。
一般の人の知識は目を見張るほど早く、高まっているのだから。
吟味して、2アイテムを扱うことにした。
みっちり勉強したさかいに、チェサネーゼのことは何でも! 聞いてや!
~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ! 愛やよ! 愛 ♡ ~
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