ブログトップ

エノテカビアンキのブログ

bianchim.exblog.jp

イタリアワイン

失われつつある 「美しいことば」。


 桜の花が咲く今頃は、きれいな言葉をよく見かける。
 それだけ、この花は人を優しくさせているんやなぁ、なんて思う。

 日本語は、文字の形によって イメージを変えられるのが好き。
 例えば桜なら、

「桜」 「さくら」 「サクラ」。

 カタカナは、「クレパス」 思い出してしまうけどな。

 よくわからない日本語が増えている中、反比例するかのように 美しい言葉が使われなくなってきている。
 特にそう思ったのは、

「宵のうち」

 という言葉だ。
 ニュースの天気予報で今、この言葉が使われることはないそうで、使われなくなった理由は、

「時間帯を表す用語は誤解無く伝わることが重要」 だからだそうだ。

 代わりに今は、

「夜のはじめごろ」

 というそうだ。
 なんや、味気ないな。
 その曖昧さが、日本的でよろしいやん。

 イタリア語でも、使われなくなった言葉があるそうだ。

「sovente」 がそれで、
「Venite piu' sovente' (もっと頻繁においで)」 という使い方をする。

d0212522_17564076.jpg

 そして、その言葉を使う人は、クイント・キオネッティ さん。
 このワインを造っている人だ。
 この2種類のワインしか 造らないという潔さも好きで、欠品しない限り、ウチのワインリストに載り続ける。
 長い経験に裏づけられた、確かな味わいと安心感は、他では見あたらない。


 あるソムリエールさんに、

「キオネッティのことを熱く語ってましたよ!」

 と言われたので、今日はこの人に思いを馳せてみた。
 熱く語ったのは、憶えてないけどなッ!(苦笑)




~ 業務用イタリアワインなら、エノテカビアンキ! 時々、記憶飛ぶねん。~
[PR]
by enotecabianchi | 2016-03-31 18:09 | つぶやき。 | Comments(0)