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エノテカビアンキのブログ

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イタリアワイン

これもヴェネツィア。


 ヴェネツィア共和国の 「本国」 ともいうべき 「ヴェネト州」 は、「プロセッコ」 の産地だ。
 そう。 イタリアで最も “フレンドリーな泡” 、プロセッコ。
 近年の DOCG 昇格で、注目度だけでなく、品質向上も著しい。
 今や、美味しくないプロセッコを見つける方が難しいくらいやね。

 そんなプロセッコに、「グランクリュ」 があるのをご存知だろうか?

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スペリオーレ・ディ・カルティッツェ (ビゾル)

 ヴェネト州には、グランクリュが 5つある。
 ソアヴェ・クラッシコ に2つ。 ヴァルポリチェッラ に2つ。
 プロセッコは、この 「カルティッツェ」 だけ。

 通常のプロセッコと比べると、やはり高い。 でも、そんな理由だけでスルーしてしまって、ええのん?
 確かにこの価格だと 「メトド・クラッシコ」 のものが買えてしまったりするが、元々の方向性が違うワインだから、価格だけ同じフィールドに立っているのは、分が悪い。
 そう。 マイノリティ は常に、分が悪いのよ。

 なのに何故、このワインを勧めるのか?
 メトド・クラッシコ と比べると優れている要素があるからなのね。 それは、

「溢れんばかりの果実味」 だ。

 プロセッコ にはそれがある。 カルティッツェになると、ワインとしてのスケールがより大きくなる。

 そして、メトド・クラッシコ のスプマンテには必ず、「イースト香」 がある。 上級のものになるとその香りはより強く、複雑性が増す傾向にある。 このイースト香が強くなると、果実味が弱くなる、反比例の関係にある。

 一般消費者の中には少数だが、この 「イースト香」 が苦手、という人がいる。

 イースト香は苦手だけれど、上質の泡が飲みたい。

 そんな人には、カルティッツェ!

 あ~、これを求める人もまた、マイノリティ やな~。



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by enotecabianchi | 2016-03-01 20:45 | 美味しいワイン。 | Comments(0)