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エノテカビアンキのブログ

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イタリアワイン

変わらないことの大切さ。

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サリーチェ・サレンティーノ・リゼルヴァ 2009 (タウリーノ)

 もちっと、アドリア海にとどまろう。

 このワインは以前、会社のフェイスブックにも取りあげたことがあるけれど。

 サリーチェ・サレンティーノ。

 このワインのイメージはどんなものだろうか?

「価格がリーズナブルで、そのくせボディはリッチ。 甘みもあって飲みやす~い。」
「しかも、リーズナブルなのに “リゼルヴァ” って書いてて、良さげ~。」

 これが、世間一般のイメージだろうか。

 シチリアもそうだがプーリアも、市場のニーズに反応して いち早くトレンドをつかむのに長けた産地だと思う。 大昔、バルクワインの生産場だったことを思えば、それは必然だ。
 ピエモンテではそう簡単にはいかない。
 だがかえってそれが、品質の維持に貢献している、といえなくもない。

 サリーチェ・サレンティーノ は長い名前にかかわらず、一般市場に受け入れられたワイン。
 ニーズがあれば低価格のものが生まれてくるのもまた市場原理で、「低価格」 のイメージはこうして作られたのだと思う。

 タウリーノ は、安くはない。
 本来のサリーチェを造り続ける、今では数少ない造り手。
 ラベルも、少なくとも20年は、変わっていない。

 主要品種 ネグロアマーロの個性をありのまま醸すと、こうなる。
 強烈だ。
 だからこそこの造り手は 自分のワインを、落ち着かせてからリリースする。
 他のサリーチェと比べると、1年か2年、ヴィンテージが遅れている
 (インポーターのセラーで長いこと寝てたわけじゃないよ)。
 後ろに映っている 「ノタルパナーロ」 に至っては、2006年が現行だから、そのこだわりは本物だ。

 「市場原理なんて、関係無いゼ!」

 そう、造り手が叫んでいるようだ。


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by enotecabianchi | 2015-03-24 20:49 | 美味しいワイン。 | Comments(0)