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エノテカビアンキのブログ

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イタリアワイン

そのコメントは生きていますか?


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エクストリーム・ブリュット 2009 (カーヴ・デュ・ヴァン・ブラン・ド・モルジェ)

 スプマンテ 3連チャンになりましたね。 前回のフリウリのも珍しいスプマンテでしたが、今回もまたレアものですよ。

 ドラクエに例えると、「ゴーレム」風のラベル(あ、色だけですか)。
 土着のプリエ・ブラン100%のメトド・クラッシコ。

 未だに 「スマートでないフォン」 を使っている僕ですが、品種を調べるためにケータイの検索を使ったりします。で、品種は分かったのですが、そこにワインのコメントが楽天の店舗ごとに書き添えられていました。普段は読んだりしませんがそれによると、フムフム、細く長く続く余韻・・・ふむふむ、なるほど。んで次の店は、と。フムフム?細く長く続く余韻・・・。へ~、みんな同じ感じ方をするんだー、と思ってたら何てことはなく、インポーターさんのコメントをそのまま「コピペ」してたのね。

 ハハハ。

 失笑。


 僕のコメントは、
 注いだ時から暴れるくらいのしっかりとした泡。たくましい酸と存在感を持ったワイン。個人的には、赤と白は繊細であってほしいアオスタのワインですが、この泡はいいですね。飲んでいてネーミングの由来を聞いてみたくなりました。イタリアの端っこだからエクストリームなのか、あるいはこの州で造られるスプマンテにしては味わいがエクストリーム、という意味なのか。

 テイスティング2日目にして、あのコメントを書いていらっしゃる方の言葉通り、「細く長い余韻」が確かに感じられました。



 ワインのコメントは、そう感じた人が使うからこそ生きるのであって、そう感じたことのない人が使えば、それは既に生きた言葉ではない。
 書く人はこのことを知っておいた方が良い。読む人はそこに真実はないことを見抜いているでしょうから。

 この10年でワインの売り方は大きく変わりました。ですが、アナログのままの方が良いことも、中にはありますよね。
 コピペしたコメントでワインが売れるほど、消費者はバカではない。
 ワインは人が造るもの。だからこそ回り道しなければならない不自由さも、時には必要と感じ 時には楽しく感じたりするんでしょうね。

 元々僕はアナログ人ですが、そのスタンスはこれからも変わらぬよう、努めます。





営業トーク
 繁忙期に入ったこともあり、このスプマンテ含め、すンげー特別価格が出ました。また、テイスティングできる機会も作りましたので、詳しくは10月のご案内を見て下さいね。

 ご案内をお持ちでない業務店の方、ご連絡お待ちしております!
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by enotecabianchi | 2012-09-29 09:03 | ちょっと言いたいこと。 | Comments(2)
Commented by ヴィノ介 at 2012-10-01 11:57 x
なんかずっしりと重いコメントですね。

身に沁みます・・・笑
Commented by enotecabianchi at 2012-10-01 14:53

確かに「ゴーレム」は重たそうですね。え?ちゃうって?(笑)

ヴィノ介さまはそうでないこと、みんなが知ってますよ。
大阪での再会を楽しみにしております。